2018.11.22

オリジナルマンガ投稿プラットフォーム「マンガハック」が、マンガで未来を面白くする!〝エコーズ株式会社〟

合同会社MOAI 行ってきた

こんにちは!「3rd Factory レポート」編集部です!

バンダイナムコアクセラレーター2018プログラムに参加する6チームを追う本シリーズ。
第3回目は、エコーズ株式会社さんの取材に行って参りました!

「マンガハック」にとどまらない漫画の新サービスとは?
エコーズ株式会社 芹田治さん

代表取締役の芹田治さんにお話をお伺いしました。

2012年4月に創業したエコーズ株式会社。設立当初はWebサービスの開発を中心に、大手プライベートジムやタクシー会社のWebサイトなどを手がけてきました。翌年からマンガに特化した投稿サービス『マンガハック』の運営を開始し、2017年には他社のアクセラレータープログラムのコンテストで準グランプリを獲得。資金調達を経て、受託業務から自社サービスへとシフトするようになります。

会社トップページ

――まずは、どのような会社か教えてください!

芹田:エコーズは、マンガを軸にしたエンターテイメント・カンパニーです。私たちは「マンガで未来を面白くする」というミッションで会社を立ち上げました。代表的な事業として、クリエイターの活躍の場を広げるための、マンガ投稿サービス『マンガハック』を開発・運営しています。マンガハックには、現在、累計8,200作品のオリジナル漫画が投稿されています。

マンガハックには、現在、累計8,200作品のオリジナル漫画が投稿されています。

――まさに漫画の宝庫!ほかには、どのような事業がありますか?

芹田:電子書籍を出版できるサービス『マンガハックPerry』では、電子書籍のデータ制作をはじめ、個人では契約のできない大手企業の電子書籍ストアの間に入って、電子取次も行なっています。また、紙媒体を中心とした出版プロデュースを行う『マンガハックPublishing』や、クリエイターのインタビューを掲載するWebメディア『クリエイターズVOICE』の運営もしています。

マンガハックには、現在、累計8,200作品のオリジナル漫画が投稿されています。

――クリエイターが重宝するコンテンツが盛りだくさんですね。現在、特に力を入れているものはありますか?

芹田:ユニークなものでは、マンガハックの「差し入れ(ギフティング)」機能があります。これは、気に入った投稿作品に対して読者が投げ銭できる仕組みで、マンガへのギフィティング・サービスは日本初の試みとなっています。今年の8月頭にβ版をリリースしまして、ユーザーの皆さまから多くの反響と様々なご意見をいただいており、現在は正式版のリリースに向けて改良を重ねているところです。

仕組みによって、漫画の新体験を創出!
仕組みによって、漫画の新体験を創出!

――その発想はどこからきたのでしょうか?

芹田:クリエイターの中には、自分の創作物でお金を稼ぐことに抵抗がある方も少なくありません。しかし、例え少額だったとしても無料で読める作品に対してお金が支払われることで、それがクリエイターの自信につながり、創作活動を続けられるようになるのではないかと考えました。

マンガハックに投稿している作家さんの大多数は、専業で描いている方ではありません。そのため、本職の合間に創作活動をする訳ですが、プロのように〆切などがない分、継続するのはかなり強い意思が必要だと思っています。ですが、継続することで作品が注目されたり、単行本デビューのチャンスがあるかもしれない。だから、マンガハックを通して、作家の皆さんの創作モチベーションが少しでも上がって、創作活動を継続してくれるきっかけになったら良いなと思っています。マンガは連載して完成していくエンターテイメントなので、システムの使いやすさも含めて、継続して使っていただけるような仕組みを常に考えていますね。 。

――なるほど、そこはまだどのサービスも、正解を探して試行錯誤している感じがあります。

芹田:そうだと思います。私たちの場合では、単にマンガを売るだけではなく、マンガを通じて創作活動に参加したり、応援できたりする体験を提供したいと思っています。マンガを読んで楽しむだけではなくて、好きになったマンガが多くの人に支持されるようになるまでの、応援の過程そのものを楽しんだり、クリエイターさんと直接コミュニケーションができるとか、そういった体験を通じてクリエイター支援に繋がるようなことをしていきたいなと思っていますね。

単にマンガを売るだけではなく、マンガを通じて創作活動に参加したり、応援できたりする体験を提供したいと思っています

――では、アクセラレータープログラムに応募したきっかけについても教えてください。

芹田:私たちの事業は、クリエイターが活躍できる場を広げることを第一にしていますが、それを出版以外の領域にも応用できればと思って応募をさせて頂きました。

バンダイナムコさんは、ゲームやアニメに限らずグッズ展開もされているので、マンガというコンテンツを色々な形でファンに届ける環境が整っていますよね。創作物を生み出す多くのクリエイターとのネットワークを持つ弊社と、総合エンターテイメント企業であるバンダイナムコさんがタッグを組んだら、面白いことができるのでは?と思い、応募した次第です。

総合エンターテイメント企業であるバンダイナムコさんがタッグを組んだら、面白いことができるのでは?と思い、応募した次第

――たしかに、素敵な化学反応が起きそうですね!ちなみに、すでに動き出している企画はあるんでしょうか?

芹田:あります!まだ詳しくはお話しできませんが、画期的なプロジェクトとなるよう鋭意進行中です!

――それは楽しみです!最後に、今後の展望を教えてください。

芹田:バンダイナムコさんと一緒にお取り組みができるので、アニメやゲームのIPをどのようにオープン化したら、クリエイターが共創してくれやすいか、それを探ることはとても意味があることだと考えています。そうした取り組みやノウハウを収集しながら、今までにない、新しいクリエイターの活躍の場を作れないか。そんな可能性を模索していきたいですね。

単にマンガを売るだけではなく、マンガを通じて創作活動に参加したり、応援できたりする体験を提供したいと思っています

『マンガハック』から漫画の新たな可能性が広がるかもしれないと思うと、期待が高まります。エコーズさんの今後の動きに要注目ですね!