2019.10.06 行って、見て、聞いてきた

【バンダイナムコアクセラレーター2019】ビジネスプランコンテスト結果報告!

アクセラレーター2019結果報告

みなさんこんにちは!「3rd Factory レポート」編集部のFです!

バンダイナムコグループがスタートアップ企業とともにコラボレーションやメンターによる支援を行い、新たな事業創出を目指すアクセラレータープログラムバンダイナムコアクセラレーター2019」。その最終選考会が9月30日(月)に開催されました!

応募総数206社の中から書類審査を通過したのが29社、さらにそこから面談で絞り込まれ会場で事業アイデアをプレゼンできたファイナリストはわずか10社。そしてついにプログラムに採択される5社が決定しました。

バンダイナムコアクセラレーター2019の採択企業(優秀賞)はこちら!

  • 株式会社SceneryScent
  • Graffity株式会社
  • アトラクチャ―株式会社
  • エアブライダル株式会社
  • エンゲート株式会社(オーディエンス賞も受賞)

こちらの5社がこれから、2020年1月末に開催予定の成果発表会『DemoDay』に向けてビジネスプランを急展開させていくことになるわけです。今回はどんな事業提案がなされたのか気になりますね!というわけで、バンダイナムコアクセラレーター2019採択企業5社のプレゼン内容を紹介していきます!

エンターテインメント空間を香りで演出!株式会社SceneryScent(シーナリーセント)

株式会社SceneryScentからの事業提案は、2次元キャラクターのイメージを再現した香りを創り出すサービス「Virtual Fragrance」。

キャラクターに関するSNS上での頻出ワードをAIで抽出して、ぴったりの香りを調香するしくみです!

普段はライブイベントなどで匂い・香りを用いた空間演出を行っている株式会社SceneryScentですが、このサービスを使えばアニメイベントで大好きなキャラクターの香りがふわっと漂ってくる…なんてことも!

嗅覚は人の感情や記憶と深い結びつきが。2次元キャラクターの存在がより身近で、忘れられない存在として心に刻み込まれますね!

株式会社SceneryScent代表の郡(こおり)さんは、元アロマセラピストという経歴。2012年にステージ演出のオファーを受けたことがきっかけで、香りで大勢の観客に感動を届けることができる面白さとニーズを感じ、現在の匂い・香りを専門としたプロデュース事業に至っているそうです。

身体を動かし人と繋がるARゲームで世界No.1を目指す!Graffity株式会社

続いて2社目はGraffity株式会社。世界初のARマルチプレイゲーム『ペチャバト』は、スマホを的(まと)にして、タップで弾を当て合うバトルができるiOS用アプリ。リリース1ヵ月で10万バトルを達成しました!

代表の森本さん。ゲームにまつわる課題として、子どもが部屋にこもってゲームをしていると親に時間制限をされたり、みんなで集まっているのにもくもくと遊んでいたり…「それって本当に豊かなの?」という問題提起から話がスタート。

現実の風景に仮想の要素を入れ込む、AR(拡張現実)技術。今後スマホにも爆発的に導入されていくであろうARを使って、気軽に運動できて、友達と会話して楽しめるようなエンタメを提供していきたいという想いで作られた『ペチャバト』。なんとスマホゲームとしては日本で初めて、体育の授業に採用されたんです!!

これからのARマルチプレイゲームの展望として、アミューズメント施設で遊ぶ店舗版ゲームとモバイル版の相乗効果をねらい、MAZARIA(マザリア)などの施設にも導入したい!とのこと。ゲーム体験がますますアクティブで楽しくなりそうな、未来を感じるプレゼンでした!

自己学習する仮想生命を作り出す!アトラクチャ―株式会社

3社目のアトラクチャー株式会社の代表、中村さんは、AIで自己進化・自己学習する人工生命を作り出す技術をプレゼン。

ゾンビかわいいマスコットキャラがサッカーボールを蹴ったり、エサを探したり、生き生きと動きまわります!物理エンジンがその場で動きを計算するため、モーション付けの作業は必要なし!ユーザーが作ったキャラを取り込んで動かすことも可能です。

また、箱庭的な世界を与えることで独自の生態系を持った仮想生命を生み出すことができます!「地球の重力が2分の1だったらどんな生命が発生していたか」といった環境をシミュレーションする人工生命の研究に感動し、大学生の頃から没頭し続けているようです。

以前、ゾンビが動く映像を巨匠にプレゼンしたところ怒られた経験を持つ中村さん。しかし、その後も開発を続行、この技術を「たまごっち」などのキャラクタービジネスの分野に広めていきたいと語りました。怒られてもへこたれない中村さん、エネルギッシュです!!!

世界に一つだけのセルフウェディングをサポートする!エアブライダル株式会社

4社目に選ばれたのはエアブライダル株式会社。何かとお金のかかる結婚式をセルフで手頃に行うプランニングをお手伝いする、2019年4月にスタートしたサービスです。セルフウェディングの際、多忙なカップルには特に負担となりがちなToDoチェックや出席者の管理を手助けするツールが揃っています!

ウェディング衣装や花束といった結婚式に必要不可欠なものの発注も、ツール上で各業者とやり取りできるので安心。結婚式を挙げない夫婦も増えている現状、形式にとらわれず自分らしい結婚パーティーを行うための間口が広がりそうです。

今回の発表では、バンダイナムコグループのIPや施設とコラボしたエンターテインメントウェディング、ひいては中国、ASEAN、EUなどへ向けたクールジャパンウェディングを共創していきたいとのことでした!

自分の結婚式を結婚式場に任せたところ、思った以上にコストがかさんでしまったという代表の遠山さん。その経験を原点にしてエアブライダルを考えたそうです。これからもカップルの幸せを実現するサポートをお願いします!

ひいきのスポーツチームや選手に投げ銭しよう!エンゲート株式会社

最後はエンゲート株式会社の発表。こちらは、ブロックチェーンを使って応援したいスポーツ選手に10pt(=約10円)から投げ銭を送れるギフティングサービス!すでにB.LEAGUEとも提携していて、ファンと選手の距離が縮まるシステムを実現しています。

eスポーツの分野ではギフティング市場が年間約2,000億円規模になっている一方、リアルスポーツでは市場が確立されておらず、非常にブルーオーシャン。バンダイナムコグループとの連携で、サービスのUI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)の進化、eスポーツへの展開も視野に入ります。

チームを個人が支援する、スポーツクラブにとって新しい収益の柱になっていきそうなサービスです!

パワフルな語りが印象的な代表の城戸さん。親友が北京オリンピックに出場した際、アスリートにとっての資金調達の困難さを痛感したといいます。また、エンゲートでは試合放送中にリアルタイムでギフティングして応援できる日本初のサービスを開始!チーム・選手とファンがダイレクトにつながり、スポーツがもっともっと盛り上がる、そんな未来を感じますね!

アクセラレータープログラム採択企業の活躍に期待!3rd Factory レポートでは5社の今後を追っていきます!

各賞の発表と表彰は、アクセラレータープログラムを運用している株式会社ゼロワンブースターの鈴木規文代表と、株式会社バンダイナムコホールディングスの田口三昭社長により行われました。受賞されたみなさま、おめでとうございます!!!!!

駆け足で紹介しましたが、5社それぞれが新しい技術と視点に溢れるものでした!将来の私たちの生活やエンターテインメントの世界をがらっと、そして楽しく変えていきそうな各社の活動に注目です。

もちろん、この3rd Factory レポートではバンダイナムコアクセラレーター2019採択企業5社の今後、さらには2020年1月末に開催予定の成果発表会『DemoDay』の模様もお伝えしていく予定です!!どうぞご期待ください!