2019.05.17 行って、見て、聞いてきた

VR業界に新しい風を吹かせたい!株式会社MOAI設計のその後を追った!

株式会社MOAI設計のその後を追った

こんにちは!「3rd-Factory(サードファクトリー)レポート」編集部のYです♪

バンダイナムコグループと起業家が新ビジネスの共創を目指すプログラム、〝バンダイナムコアクセラレーター2018〟。プログラムの成果を発表する「Demo Day(成果発表会)」から約3か月が経ち、参加した6チームのその後を取材中!
第2回目は、株式会社MOAI設計さんの取材に行って参りました!

※参照「新たな「挑戦・成長・進化」が形に!〝バンダイナムコアクセラレーター2018〟成果発表会潜入レポート!
【第1回】英会話をAIでもっと身近に!株式会社マインド・アーキテクトのその後を追った!

「マジカルウィスパー」から「Voiceture(ボイスチャー)」へ!進化を遂げた新ガジェット
合同会社MOAI設計

株式会社MOAI設計は、 音と映像で表現するVRに“触覚”をプラス。「女の子に踏み踏みされる(背中をマッサージをしてもらう)」感覚を味わえるVR「ストライク・ガジェット」などを制作しています。

※参照「【朗報】「ストライクガジェット」で、〝嫁〟にマッサージしてもらえるぞぉおおお!

バンダイナムコアクセラレーター2018のDemo Day

バンダイナムコアクセラレーター2018のDemo Dayでは、新ガジェット「ささやく吐息をリアルに体験できる “マジカルウィスパー”」を発表。耳に装着すると、耳元でささやく声とともに“あたたかな吐息”も体験できる新ガジェットです。

合同会社MOAI設計へ!代表取締役の竹内さん・取締役の國本さん

ということで、株式会社MOAI設計へ!代表取締役の竹内さん・取締役の國本さんにお話を伺いましたよ~。

――Demo Dayで発表された「マジカルウィスパー」ですが、Demo Day後、変化はありましたか?

竹内 はい。まず、名称が『マジカルウィスパー』から『Voiceture(ボイスチャー)』に変わりました。 「Voice(声)」に「Moisture(水分・湿気)」を足すガジェットなので、かけあわせた名称にしました。見た目もコンパクトになりましたよ。

――名前も見た目も変わったんですね!ガジェット自体の変化はありましたか?

竹内 あれから3か月経って、中身もかなり進化しました!まず、 旧型は使い捨てカイロであたたかさや湿り気を表現していたのですが、新型は電熱線で表現できるようになりました!

――使い捨てカイロ!?旧型は意外とアナログだったんですね……!

竹内  はい(笑)。そもそもデモデーではまだ試作段階だったんです。ほかにも、吐息を表現するための空気孔だったり、静穏性であったり、内部的にも進化しています。

目指せ実用化!新たなガジェットも開発中

竹内 さらに、前は『男性向けデモ機』だけだったのですが、『女性向けデモ機』も作成しました!男性向けのメイドさんと女性向けの執事さんが、セリフとともに優しく吐息を吹きかけてくれます。ぜひ試してみてください!

執事喫茶・執事ボイス、彼氏ボイス:cv.近野誠一郎(アーティストクルー所属声優)
メイド喫茶・彼女ボイス:cv.永井美奈(アーティストクルー所属声優)
音声制作:株式会社アーティストクルー

――わぁあ……!ボイスにあわせて、暖かい風がきます!かなりリアル!本当に耳元で吐息をかけられている感覚です。

竹内 そういっていただけるとうれしいです。やっぱり実際に体験してもらわないと分からないと思うので。不定期で体験会も開催していますので、ご興味のある方はわが社のイメージキャラクター「もあちゃん」のツイッターを確認してください。

――実用化できたら、オタク界に激震が起きそうですね。実際、実用化に向けて動いているのでしょうか?

竹内 はい!まだお伝えできないお話が多く、残念なのですが……実際に話が進みつつありますので、ご期待ください!

――それはたのしみです!ちなみに、『Voiceture(ボイスチャー)』以外に、新しいガジェットを作られたりはしていますか?

國本 VRのゴーグル内にも風がくるような装置を開発中です!こちら(上記イラスト)はイメージイラストで、「もあちゃん」が実際にゴーグルをつけた状態でも風を感じている状態を描いています。完成したら、ジェットコースターなどのVRがよりリアルに体感できるようになります。こちらもまだまだこれからです。

コンテンツ東京2019に初出展!生の声を生かしてよりよいガジェットへ!

――Demo Dayでは、「日本最大のコンテンツビジネス総合展『コンテンツ東京2019』に出展します」とおっしゃっていました。実際に出展してみて、いかがでしたか?

コンテンツ東京…… コンテンツ制作、映像・CG制作・グラフィックデザイン、権利・IT・最先端デジタルテクノロジーなどが出展。メディア、エンターテイメントや企業の宣伝・マーケティング部門の方々が来場し、活発な商談が行われる日本最大のコンテンツビジネス総合展。

竹内  今まで小規模の展示会には出展したことがあったのですが、大規模な展示会ははじめて。 『Voiceture(ボイスチャー)』は、耳にあてるだけで簡単に体験できるということもあり、たくさんの方々に体験していただけましたね。

國本 3日間開催されたうち、最終日だけ体験してくれた人の数を数えてみたんですが、のべ300人もの人に体験してもらえました。最終日の来場者数が1万7千人くらいだったみたいなので、数的にすごく多いわけではないのですが、我々にとっては300人でも興味をもって体験していただけてうれしかったですね。

竹内 ですね。今は片耳にあてるタイプ の『Voiceture(ボイスチャー)』 ですが、「より立体的に音が聴けるように、ヘッドフォン型だともっといい」など、生の声を聴けたのも収穫でした。 テレビ取材も受けさせていただきましたし、実用化に向けてますますがんばりたいですね。

MOAI設計に続け!アクセラレータプログラム2019スタート!
バンダイナムコアクセラレーター 2019

――4月下旬から、ついに〝バンダイナムコアクセラレーター 2019〟の参加企業募集がスタートしています! 応募を考えている企業にひとことお願いします!

竹内 これから応募される企業さんは、採択される前にしっかり体制を整えたほうがよいですね。我々は体制を整えられず、準備不足の状態だったため、大変な部分がありました。逆に採択されてからは、「もっと最初から相談しておけばよかった」と感じる部分があったので、自分で「こんなことは無理だろうな」と諦めず、ぶつけてみるのも手だと思いますよ。皆さん、本当に親身になって対応してくれますから。

國本 そうですね。ビジネスモデルが完成しているチームが多い中、我々は期間中にビジネスの主体が右往左往してしまいましたが、最終的には我々だけでは到底たどり着かなかった場所まで行くことができました。「ここまで持ってこられた」というだけでも参加できてよかったと思います。これから応募しようと考えている企業さんは、臆せずにまずは応募してみてほしいですね。

――ありがとうございました!

まだ世にはない新しいガジェットを生み出し続けるMOAI設計!3rd Factory編集部は、これからも応援しつづけます!

バンダイナムコアクセラレーター 2019〟、まだまだ参加者募集中です!2019で採択された企業もこれから追っていきますので、お楽しみに~!