2019.11.22 行って、見て、聞いてきた

ファンの支援が直接チームへ届く!〝エンゲート株式会社〟

「エンゲート株式会社」行ってきた

こんにちは!「3rd Factory レポート」編集部のFです!

バンダイナムコグループと新進気鋭の企業家が、タッグを組んで新しい事業を展開する〝バンダイナムコアクセラレーター2019〟!このプログラムに参加している5社に迫る本シリーズ。第4回目は、エンゲート株式会社さんの取材へ行って参りました!

エンゲート株式会社は、2018年2月に設立。2018年10月からスポーツ・エンパワーメント・プラットフォーム〝Engate(エンゲート)〟の開発、運営を行っています。

今年9月のビジネスプランコンテストではスポーツチームをファン個人がダイレクトに応援する未来をパワフルに語ったエンゲート株式会社。気になる展開中のサービスの中身や将来に向けての取り組みを聞いてきました!

起業のきっかけは、親友アスリートが抱えた金銭的問題

代表取締役の城戸幸一郎(きど こういちろう)さんにお話を伺いました。

——エンゲート株式会社がどのような会社なのか教えてください。

城戸:個人がアスリートをエンパワーメント(=支援)するサービスを提供しています。

実際の画面がこちらなのですが…

城戸:この中から選んだギフトが、資金的な支援として試合中にチームへ届きます。ギフトは競技ごとに準備していまして、バスケットボールだと〝集中〟や〝ナイスディフェンス〟など。〝ブーイング〟のギフトもあったりします。

——なるほど、ステッカーのようなものを使うんですね!

城戸:このギフトをチームに送るのか、もしくは好きな選手に送るのか選べます。ギフトを送ったユーザーのランキングもありまして、こういうゲーム感覚のある新しいファン支援サービスがエンゲートの特徴です。

——サービスのスタートにはどんなきっかけがあったのでしょうか?

城戸:アスリートがお金の問題で夢を諦めていることを解決したいと思ったことがきっかけです。僕の親友が北京オリンピックにセーリングという競技で出場した時、競技活動に3年間でおよそ7000万円必要と知りました。彼はなんとか調達できたんですが、お金が無くて競技をやめるアスリートがたくさんいるのではないかと思うんですよね。

チームとファンの距離が縮まる、夢のようなギブアンドテイク!

——ユーザーがギフトを贈れるのはどのタイミングなのでしょうか?

城戸:いつでもOKです。試合前や試合後はもちろん、試合中にもギフトを贈ることができるんです。チームさんが様々なコンテンツをアップしているんですが、チームだけではありません。

このように選手個人でも試合の意気込みなどを投稿しています。そこに対してギフトを贈ることも可能なんですよ。

——おお!選手が直接投稿することもあるんですね!

城戸:チームと選手、両方が投稿しています。たくさんギフトを贈ると、選手がお礼を言ってくれたりするんですよ。こういうコミュニケーションが従来のSNSやクラウドファンディングとは違いますよね。

——選手とコミュニケーションをとれるのは、ユーザーとしても嬉しいですよね。

城戸:そうですね。やはり、選手の方がコンテンツをアップすればするほどファンの方は反応してギフトが増える傾向があります。

——ギフティングをしたユーザーへの特典はどのようなものがあるのでしょうか?

城戸:例えば、B.LEAGUEの三遠ネオフェニックスさんですと、スマホ用壁紙や選手の私物のプレゼント、そのシーズンで多くギフトを贈った人は選手と食事ができるなどのイベントが開催されています。

——選手との食事会なんて、ファンにはたまらない豪華な特典ですね!

城戸:一般の方が普段できない、企業スポンサー様の経営陣が味わえるような経験をしていただけるようなイベントをチーム様と一緒に作っています。

——ユーザーからはどのような声が届いていますか?

城戸:ポジティブな声をたくさん頂いています。普通は、応援グッズをたくさん買っても、その選手に届くことはないわけです。しかし、「エンゲートでギフトを贈ると、自分の応援しが選手やチームに伝わるので、モチベーションがアップする!」とおっしゃっていただいています。

念願だったバンダイナムコグループとのタッグ!

——バンダイナムコアクセラレーター2019を知ったきっかけを教えてください。

城戸:もともとゲーム会社さんとは絶対にご一緒したほうがいいとは思っていました。どの会社にするべきか考えていたときに、バンダイナムコアクセラレーターの広告を見つけました。その瞬間に「これだ!」と運命的に感じました(笑)。もし採択されたらこのご縁を大事に事業を頑張っていこうと思っていたところ、無事に採択されてほっとしています。

——今後バンダイナムコグループと一緒にどのようなサービスを作りたいと考えていますか?

城戸:試合中に、オーロラビジョンと連動してゲーム的な要素を入れながらギフトを贈れるサービスを考えています。例えば、リズムゲーム風にチームの応援歌が流れて「リズミカルスマホをタップしてギフトを贈る」…とか。そういう新しい体験型エンターテイメントにこのサービスを進化させていきたいですね。バンダイナムコエンターテインメントさんとなら、それが実現できると思っています。

——その他にはどのようなものがありますか?

城戸:バンダイナムコアーツさんと一緒に考えているのは、このサービスをライブやイベントに横展開していくことですね。ライブ中に一番ギフトを贈っていただいたトップ3の方は、最後にミュージシャンと写真撮って帰れます!とか。今までだったら、ライブに行って感動して帰るというだけでした。そこに双方向のコミュニケーションを入れるには、我々のサービスがとても有効だと考えています。

——スポーツ以外の展開も考えているということですね。

城戸:このバンダイナムコアクセラレーターをきっかけに、スポーツ以外でも動いています。

バンダイナムコアクセラレーターにはすごく可能性を感じていて、「申し込ませていただいてすごくよかった!」と日頃から社内で話しています。バンダイナムコグループさんは、すごくコンテンツ力がある会社ですので、この期間中にありとあらゆる可能性を探していきたいと考えています!

スポーツチームを直接支援できる…スポーツファンにとっては夢のようなサービス!プロスポーツとファンの関係が劇的に変わっていく予感。イベントやライブなど、スポーツ以外の展開も期待せずにはいられませんね!

今まで以上の勢いで走り続けるエンゲート株式会社!2020年1月末に行われるDemo Dayが楽しみです!

バンダイナムコアクセラレーター2019に採択された企業を紹介する本シリーズも、いよいよ次回が最後の企業です。お楽しみに!